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USCPA試験に必要なTOEICスコアと対策方法

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USCPA試験を受けるのに必要なTOEICスコアはどのくらいでしょうか?

巷では900点ないと厳しいとか、600点でも問題ないなど様々なことが言われていますが、実際はどうなのでしょうか。今回はUSCPA試験に必要なTOEICスコアを考察していこうと思います。

TOEICの各スコアのレベル

まず、TOEICの各スコアのレベルを考えていきます。(USCPAにリスニングはでないのでリーディングの点数にフォーカスしていきます。)

 

①495~425

幅広い語彙を有している。難しく、複雑で、あまり使用されない文法的な構造であっても理解できて意味を読み取ることができる。文章全体にわたる情報を関連付けることができる。

 

②420~325

中級レベルの語彙が理解できる。難しく、複雑で、あまり使用されない文法的な構造であっても理解できて意味を読み取ることができる。文章に使用されている語彙や文法が難しいときでも、文章の限られた範囲内では情報を関連付けることができる。

 

③320~225

簡単な語彙が理解できる。よく使用される、規則に基づいた文法構造が理解できる。限られた長さの文章においては、簡単な推測ができる。文章中に使われているのと同じ表現が問題に使用されているときは、事実に基づく情報に関する問題に正答できる。一つの文、または二つの文にわたる情報を関連付けることができることもある。

 

上記は概要にとどまりますが、詳しくはTOEICの公式ページに「Score Descriptor Table(レベル別評価の一覧表)」が掲載されていますので、気になる方は一読してみてください。

 

USCPA試験の問題レベル

次にUSCPA試験のレベルを考えて行きます。下の問題はAICPAのAUDのサンプル問題です。

 

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問題文が比較的短いSampleのMCであってもこのくらいのレベルになります。当たり前ですがUSCPA試験はアメリカの国家資格であるので非ネイティブ向けに容易な単語、文構造を用意してくれているわけではありません。つまり、英語を真剣に勉強したことがない純ジャパが読める文章は出てきません。またもっと言うと、本番の試験は4時間ある上に、TBSの文章はこれよりもっと長くて複雑です。

 

まとめ

ここまで、TOEICの各スコアのレベルとUSCPAの問題を比較してきてすでにお気づきかとおもいますが、USCPA試験を合格するにはTOEICは①495~425のレベルに達している必要があります。一科目目のFARに合格してAUD,BECで苦戦される方は英語力が不足している可能性が高いです。たま~に600点でも合格できた、という方もいますが、それは勉強のスタート時が600点であっただけで、合格するときには①495~425のレベルにいるのだとおもいます。

 

英語力が不足している人がとるべき対策

重要なのはここです。では英語力が足りない方はまずTOEICから勉強したほうがいいのかというと、そんなことはありません。USCPA試験を受ける方は転職を目指されていたり、結婚などの重要なライフイベントを控えている方も多いと思います。つまり早期合格を目指されている方が多いと思いますので、TOEICなどに寄り道している暇はありません。英語力が足りない方は以下の方法で勉強を進めていってください。

①ロイヤル英文法などの文法書をテキストの横に置いておく。

②単語帳を作る。

③数多くの問題を解く。

 

①文法書をテキストの横に置いておく。

問題を解いていて文法がわからなければ放置せず、すぐに調べる習慣をつけてください。可能であれば該当箇所だけでなく、その周辺の文法知識も併せて勉強してください。これを繰り返せば自ずと文法力がつきます。

 

②単語帳を作る。

TOEICの単語帳など買わず自分で作ってください。TOEICの単語帳はあくまでTOEICで頻出の単語が羅列してあるのであってUSCPA試験で頻出とは限りません。自分だけのオリジナルな、USCPAで頻出のワードを網羅した単語帳の作成をお勧めします。(USCPAは【faucet】なんて知らなくていいんです、【felony】が分かればいいんです。)

 

③数多くの問題を解く。

これはWileyを使います。USCPA試験、どんなに範囲が広いと言っても予備校のMC、RQ、Wileyすべて解いたら、さすがに本番知らない単語と出くわす確率は低いです。また、AUD特有の言い回しなどは慣れれば早く読めるようになります。数多くの問題を解いて、USCPA試験の英語力を上げてください。

 

今回は以上になります。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです!