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BEC WC対策

今回はBEC WC対策について解説していきます。

 

英語が苦手な日本人受験生の双璧といえるのが【AUDのTBSの長文】と【BECのWritten Communication】かと思います。しかし、BECのWCはある程度対策をすれば恐れるに足らずだと思いますので、今回はWC対策をどうやって、どの程度行うかにフォーカスしていきます。

 

ちなみに、WC問題の配点は全体の15%を占めているため、捨てることはおすすめしません。絶対に白紙で提出するのはやめてください。

 

WC対策の具体的方法

①Intro, Body, Conclusionをしっかり記述

英検とかでもそうですが、ここの構成がしっかりしていないと英語の記述試験では点数は来ません。私は試験開始と同時に3問ともIntro, Conclusionを書いて、それから問題に取り組みました。(Bodyは問題によって異なるので先には書けません。)Intro,Bodyの内容は予備校のテキストにあるので、その型をしっかりと覚えた状態で試験に臨むようにしてください。

 

②グラマリーで添削

WC対策の問題点はMCやTBSみたいに答えがないことです。なので、実際に書いてみてもそれが本番どの程度点数がもらえるのかがわかりません。そこで受験生にできることはグラマリーで添削か、もしくは有料の添削サービスを使うことくらいだと思います。私はBECの期間だけグラマリーの有料プランに登録して、1日1つ書いてグラマリーで添削するようにしておりました。

 

③テキストの内容を他人に説明できるか

本番はまじで何が聞かれるかわからないです。ネットで頻出と言われているところが出るとも限りません。なので、WCにおいてもUSCPAの原則通り広く浅く対策するのが良いと思います(頻出と言われていることろの予備校の解答の丸暗記は無駄ということです。)

広く浅く対策するうえで役立つのはテキストです。例えばテキストにはEDIのメリット、デメリットなどが書いてありますが、これを英語で言うとどうなるか?と常に意識してテキストを読むことをお勧めします。何となくテキストを読むのではなく、直接原価計算と全部原価計算の主な違いはこれだな、とか常に考えて読みます。そしてこのテキストの内容をBodyに記載します。

本番は満点解答を狙うのではなく、IntroとConclusionをしっかり書いて、Bodyは簡単な定義、メリットデメリット、2つの違い、などを書ければ十分だと思います。

 

④練習の際はノートではなくパソコンでタイピングする

紙に書くのが好きな方もいると思いますが、本番はPCでタイピングするので、できるだけ本番と同じようにPCで練習してください。

 

WC対策にどの程度時間を使うか

これは試験の配分通りでいいと思います。自分の勉強時間の10~15%を使えば十分かと思います。また、IntroとConclusionの暗記はしっかりするとして、それ以外は③で記載した通りMC対策としてテキストを精読する際に、簡単な定義やメリットデメリットを英語で、空で言えるか?をやってもらえればいいと思います。一番やってはいけないのはWCに全集中してしまってMCがおろそかになることです。A校の論点集はありがたいですが、あれをもらうと全部覚えないと合格できないのか?と錯覚してしまいますがそんなことはありません。一般的な純ジャパの受験生は絶対あんなに書けません。ですがみんな合格しています。WCは半分くらいもらえればいいやと割り切ってMCとTBSに集中してください。

 

英語キーボードの特徴

最後に、知らないと本番焦って終了するので2点書いておきます。

英語キーボードの「アポストロフィ」のキーボード割り当ては、「Enter」キーの左にあるキー(【" '】の書いてあるキー)です。第1優先としてキー割り当てがされているため、日本語キーボードのように「Shift」キーを同時押しする必要はありません。

英語配列には「¥」がありません。「バックスラッシュ(逆向きの/。Enterキーの上)」を打つとでてきます。

 

今回は以上になります。

皆さんのご検討をお祈りしています。