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Wileyの活用方法

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USCPA試験ではWileyを活用している人も多いかと思いますが、中には予備校の教材だけで合格する人も多くいらっしゃいます。そこで今回はWileyは必要なのか?について考察していきます。

そもそもWileyが必要派と不要派で分断されてしまう理由は簡単で、どちらも一方のパターンしか経験していないためです。Wileyを使わないで予備校のテキストだけで合格できた人は不要と考えますし、Wileyを使って合格できた人はWileyのおかげで合格できたと考えます。

そもそもUSCPA受験生はもともとの知識に差がありすぎるので、Wileyの必要性について他人の意見を信じてもあまり意味がないかなと思います。ということで以下にWileyのメリットとデメリットを記載しましたので、参考にしていただければ幸いです。また、他にもこんなメリットやデメリットがあるよ、という意見ございましたらコメントください!

Wileyのメリット

①数多くの問題を解くことで、本番で知らない問題を減らせる。

予備校の問題数はWileyよりも少ないため、予備校だけでは本番に知らない問題に出会うことが結構あります。もちろんWileyを全問解いたところですべてを網羅できるわけではありませんが、本番知っている問題が多いほど早くMCを解けるので、TBSに多くの時間を使うことができ、結果的に合格率も上がります。
ちなみに私が受けたケースではAUDとBECのITで知らない論点が多く出てT2では苦戦しましたが、後日Wileyを見ていたら同じような問題を見つけたので、あのときやっていれば、、、!と後悔しました。
(ちなみに私は時間がなく全科目30%ほどしかWileyを解けていません。)

②問題を解く速度が上昇する。
予備校の問題だけだと数が限られてくるので、MCは何周かすると覚えてしまう人も多いです。その点Wileyは本番のMCよりも長文の問題が多く解説も英語なので、かなりの英語力が付きます。予備校のMCは9割取れてても本番時間がなかった、という人は英語力(といっても試験に受かるための英語力)が足りない可能性が高いので、Wileyで本番と似た英語をたくさん読むことをおすすめします。
USCPA試験はいかにMCを早く解いてTBSに時間を回し、TBSの簡単な問題を確実に取るかが勝負だと思っています。

③テキストが精読できるようになる
Wileyの問題にはテキストの隅っこに書いてある誰も読まなそうな問題(実は本番結構出題される)がよく出ます。最初からテキストを網羅的に読める人はいいですが、私のようなズボラな人間は問題で間違えることで初めて「これも読まなアカン、落ちる…!!」と恐怖心から集中してテキストを読めたりします。そういう意味でもWileyにはかなり助けられましたね。

Wileyのデメリット

①お金がかかる
たしか1万円前後だった気がしますが、ただでさえ金のかかる試験なのにまた1万払うのは億劫ではあります。私はメルカリで遊戯王カードなどを売って資金を捻出しました。(笑)

②全部解くのに時間がかかる。
Wileyの問題数は果てしないので全部解くとかなり時間がかかります。完璧にしたいがあまり自分のペースを崩し、エクスパのリスクが上がっては元も子もありません。時間がない社会人は頻出と言われている分野だけに絞って解くのがいいと思います。(昔TwitterにはWileyもほぼ完ぺきに仕上げて全科目90点以上で合格したスーパー大学生の方がいらっしゃいました。あの方いまごろ元気かなぁ。。)

③予備校の問題で解いた知識がおろそかになる。
これは自分次第ですが、Wileyで出る細かいところばかりに気を取られて重要論点がおろそかになっては意味がありません。デメリットといえるかは微妙ですが、Wileyを使う際は注意してください。

以上、Wileyのメリット、デメリットを考えてみましたが、私のスタンスはFARは予備校のみ、英語の文章量が多く、暗記中心のAUD、BECではWileyを使用、REGは某予備校のレジュメを使用とさせて頂きます。もちろんWileyを使わなくても合格できるのかもしれませんが、逆に「Wileyを使ったから落ちた」というケースはほぼ起きないと考えるからです。つまり、Wileyを使った方が安全側だという事です。7万も使うテストなので1回も落ちたくない、これ以上落ちたら嫁に叱られる!という方は是非積極的にご検討ください。(笑)

REGの某予備校のレジュメについては、また機会があれば別の記事で触れようと思います。

今回は以上になります。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです!